LUCID NOTE LUCID NOTE | what Shibuya living in SHIBUYA have seen and felt

mora presents Hi-Res Fresh Live “Juicy” Vol.3 supported by WALKMAN®

LUCID NOTE SHIBUYA

ちなみにパーカッションは岩村乃菜さん。

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主催がモーラ、共催がウォークマン、会場がSME、出演者がソニー系レーベルという、絵にかいたようなコングロマリットなイベントへ。こうして3組並べて聴くと、なかなか面白いね。赤坂9丁目。

anderlustの越野さんはデビュー前からウォッチしている人。音楽的なバックボーンは希薄だし(パパは濃厚だけど)、その自信のなさを笑顔でカバーしようとして無理にがんばっちゃうタイプ。もっと正直でいいと思うんだけどね。出自が出自なだけに、しかも声も外見も似てるってだけで、何をしても何を歌ってもいつも誰かと比べられてしまうというビハインドな立場を、逆にアドバンテージにさえできればきっとブレークするはず。歌はまだまだ粗削り。左手は見ずにいつも笑顔で前を見て、ここで声を張って、ここでは囁くように、ここでマイクから離れて前に出て、ここではギターを弾いて・・・などなど1曲の中でもやらなきゃいけないことがいっぱいあるんだろうけど、そういう思い描いてたシナリオについていけずに、たまに満面の笑みでごまかしてみるっていう(笑)。そんな台本捨てちゃえっなんて思うときもあるけど、そういう不安定さも魅力のひとつ、というポジティブマインドで聴く。ま、どこかの誰かみたいにずっと伏し目がちに歌うよりはずっといいしね。しかし今日もフルバンドじゃなかったのが残念。加藤さんのドラムがあまりに強烈だっただけにもったいなかったなあ。ちなみに今回の新譜のリード曲、今までにない最っ高の出来。特にヴォーカル。

Leolaさんもデビュー前からちょくちょく見かけてた人。渋谷の某ライヴハウスで毎月のように対バンのイベントにブッキングされてたけど、今思えば、あれはお客さんを増やそうとしてたんじゃなくて、どういうスタイルで売り出せばいいかを、お客さんそっちのけで関係者と一緒にいろいろと試してたんじゃないかと・・・。デビュー後は、事務所が事務所なだけに、売れてるように見せかけるのがとてもうまいっていう印象。逆に本人はいたって殊勝で控えめな人なんだけど、ただそれさえも事務所の戦略なんじゃないかと思えてしまうくらいにイメージ良くないよね、あの事務所。歌は今日の3組の中では堂々のトップ。デビュー前からしっかり時間かけてレッスンしたよって感じのステージ。ライブじゃ見せかけは通用しないしね。バンドメンバーもパーカスに岩村さん、ギターに陽一郎さん、鍵盤はいつものあいぼんさん。文句なし。

瀧川ありささんは、今日の3組の中では唯一、作曲も作詞も自分でこなしてるシンガーソングライター。だからどれだけ歌が下手でも誰も何も言えない(笑)。いやあ、放送事故だったでしょ、ラインライブ(笑)。「今日のお客さんはハイレゾ聴いてる人、だから音楽の素養が高い」は間違い。だってそんな素養のある人が瀧川さんの歌を聴くとは到底思えないくらい歌下手だし(笑)。ただそれだけに、根強いファンに支えられてるというか、ファンとの良好な関係性が垣間見れて微笑ましかったなあ。歌よりもキャラが優先してるってことなんだろうけど、自分で作った自分の歌の良さを誰にでもしっかりと伝えられるステージができれば、もっとファンも増えそう。だっていい曲たくさん持ってるし。

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「ハイレゾ級」は「ハイレゾ」ではなく、ハイレゾくらいにいいよっていう解釈で合ってる?