なんかもう、羨まし過ぎる。
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久しぶりのナナカイ。久しぶりのエアプラ。雨の円山町。
弦楽も最近は高尚なものばかりを聴きいている所為か、彼らの純粋な音の響きに今日はすっかり心洗われてしまった。フロアの中心に向かって三人が顔を突き合わせて演奏する姿はやけに楽しそうで、さらに彼らを取り囲んで円の外へ広がる弦の音に集中するお客さんたちも、みんないい笑顔だった。誰とは知らない誰かと、同じ時間と空間を共にしている実感は、ちょっと埃っぽくて薄暗いナナカイの中でも、じんわりと暖かくて気持ちよかった。
先般のGWツアーの様子を映像にしてナナカイの壁に投影してくれてたけれど、なんでも楽しまなきゃ人生モッタイナイよ、と言われたようだった。楽しんでる人には楽しそうな人が集まってくる。そんなライヴ。エアプラ、最高です。