寒いし雨降ってるし。
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標高千メートルに在住の里花さんのリリパ・ワンマンへ。代官山町。
今回も前後半の二部構成。オープニングからぶっ飛ばしてきた。ガットギターのアルペジオで歌う彼女の声には正体不明のパワーがあって、泣きむしリスナーはハナをすすり、我慢づよいリスナーは目がしらを押さえる。今回でアルバムも三枚目。泣きの楽曲だけでセットリストが組めるのだから、ライブに厚みが増すのも頷ける。著名なミュージシャンが楽曲を採用してくれたおかげなのか、突然の寒さでも冷たく続く雨のなかでもハレマメはほぼ満席。彼女のライブもますます良くなってきた。
森ゆにさんは五年半ぶり。ゲストと聞いて期待していたのだが、出番は三曲。しっかりサポートに徹していて、里花さんのイイトコどりだけで終わってしまった。「星のうた」の名曲っぷりが、俗に浸る脳内を免罪し、汚れた腹底を洗浄する。最近は旦那さんの演奏を聴く機会のほうが多いのだが、いっそのこと甲府に出張しようかな。
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明日も雨か。