昨日までの三日間でつくり上げた良好な耳を、ネストによってあっさりと破壊された。
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竹内アンナさんの初東京ワンマン、ソールドアウト公演へ。円山町。
ネストの音は今日も安定のひどさ。ナナカイがどうやってあの音をつくっているのかを知れば、こういう音は出せないはずなのだが、似たようなお店が同じビルにふたつあってもという諸事情を考慮したとしても、ネストはいつもこんな音ばかりを垂れ流す。こんなときでもない限り足は向かないお店だが、こんなときにここを使うのもどうなのかとも思ったり。案の定一時間を過ぎたあたりで少しお疲れな空気をフロアの一部に感じつつも、だいたいのお客さんは大阪公演のお客さんたちに負けず劣らず元気を続けてくれてなにより。ここでの竹内さんの功績はかなり大きい。
ただし、バンドをバックにしてうたう竹内さんのボーカルは、今日に限っては雑そのもの。ぜんたい的に音がやたらと大きいから、それに負けずに声を張ろうとするとこうなる、という歌いかた。まあ新人だし、持ち味はギターだし、今日のところはすべてネストが原因、ということにして腑に落とすことにする。バンドについては次回もあるのでこのへんで。
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ドームや武道館でさえあそこまで音を改善したというのに、どうしていつまでもこんな音のままなんだ、っていう。