LUCID NOTE LUCID NOTE | what Shibuya living in SHIBUYA have seen and felt

ビクターエンタテインメント主催「ニッパーナイト」- Day1

LUCID NOTE SHIBUYA

し、小学生って・・・どうやって見つけてくるんだろう。

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そろそろ書いとかナイト。東1丁目。

5日、6日、11日は鉄平さんブッキングの原宿ストロボカフェ、そして今日はビクター主催のクロールで、今月はすっかりずみをのトリコ。どれも対バンのイベントで、律儀にもほぼすべての出演者の音楽をちゃっかりと聴いている。鉄平さんのブッキングのハードルの低さはミュージシャンにとっては都合が良く、リスナーにとってもあたりとはずれの差がリスキーでオモシロイ。が、それに比べると今日のイベントはかなりの高難易度のブッキング。

西凜華さんはフロム石川の中学生。現役だからこそ描ける青春ソングをエレピで弾き語り。これからしばらくは受験と試験を繰り返すという絵にかいたような優等生の西さん。がんばれ受験生。鉄平さんなら即買いしそうだな 笑

リュックと添い寝ごはんは男女混合高校生の4ピースバンド、フロム東京。バンドは上手い下手がすぐにわかってしまうから、こういうイベントではまだツライね。おぼえ始めのテクニックをフルに詰め込んだ欲ばりな演奏がホロ苦い。狂った調弦でも構わず爆音のギターリフ。いいなあ、青春だなあ。甘酸っぱいなあ。

鈴木碧さんは12歳の現役小学生。ウクレレ弾き語りで洋楽と邦楽のカバーを4曲。英語を得意とする人が日本語の歌をうたうとこうなる、という特徴がしっかり。某超有名音楽プロデューサーのお嬢さん(現在米国留学中)とまったく同じ特徴を持つ。帰国子女なのかな。小学生というバイアスがあるからこそ許されるステージ。フロアはさすがに父兄参観日。

Shimo-Renさんは自称「Human Beatbox Artist」。ボイパとなにが違うのかを観察しながら聴く。彼ほどにうまいと音楽として聴けるし、どうしようもなく下手だとお笑いとして成立してしまう。どっちにころんでもオモシロい表現方法なんだろうけれど、もしもこれをワンマンで2時間ってことになると、聴くほうも演るほうもキツイだろうな。

お待ちかね、ずみをさんは今日のトリ。小学校の同級生はたった5人だったという栃木の過疎地域出身の彼女も、今ではいっぱしの学生さん、兼アルバイト、兼ミュージシャン。作曲ノルマは週に1曲。ライブのリハよりも音源づくりを優先する生粋の音楽好き。楽曲のふり幅は広く、彼女が良しとして発表した曲はどれもこれも作風とテーマに違いがあっておもしろい。音楽が好きなのか人前に立つことが好きなのかわからない自称ミュージシャンのライブを観るよりも、同じような甘い恋愛ソングばかり書いてしまう若手女子SSWのライブを観るよりも、音楽への取組み姿勢、課題の設定方法、失敗への認識と対応、その修正方法などを垣間見れる、口には出さないけど実は音楽が大好き、という彼女のようなミュージシャンのライブを観るほうが断然おもしろい。今週彼女がもってきた新曲はなんとレゲエ! しかも社会問題を取り入れた硬質なリリック。オケのアレンジには改良の余地が海よりも広くありそうだけれど、ライブのたびに作り直してくる前向きで妥協のない姿勢は、若いくせに見習うところがいっぱいだ。しかしレゲエって、チャレンジャーだなあ。彼女には来年もお世話になりそうだ。

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ブッキングライブに行くのは今年はこれで終わり。年越し、どうしようかな。