LUCID NOTE LUCID NOTE | what Shibuya living in SHIBUYA have seen and felt

-GIG Supported-『東西アコースティックローリング♪』《第九回目》

LUCID NOTE SHIBUYA

ひと月にこれだけジージに通ったのは久しぶり。

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今月4度目のジージへ。今日は「ずみを」一択。宇田川町。

メジャーのレコード会社のツバつけの早さを知ると、つくづく彼らは商売人だなと思う。ずみをさんのライブの良さを知る一般リスナーはまだまだ少ないけれど、彼らはそれをいっぺんに見抜いて光の速さで釣り上げてものにしようとする。彼らにとってはそれがプロとしての仕事なのかもしれないが、セールスに結びつこうがつくまいが、ミュージシャン・ファースト、リスナー・セカンド、レーベル・エンドで大切に育ててくれるレコード会社こそが真のプロだと思う。

今日も、ずみをさんは余裕でリハをスルーパス。出番30分前に店着したかと思えば、「オケ作ってきたから」と音源をそのまま五十嵐さんに手渡して、リハなしイッパツ勝負の音出し本番。音量は???タイミングは???。傍で見ているこっちはもう笑うしかない。

作ってきたオケは「ぼけ」この一曲。サビに入るときに華麗な転調を魅せる良曲なのだが、その良さをギターだけでは表現しきれていないことを、これまでのライブでも、デモ音源を聴いていても、ずっと気になっていた。ライブでオケを使う理由を聴くものに理解させてくれない使い方をするミュージシャンが多いなか、今日の彼女のオケの使いかたは実に正しく、わかりやすかった。おまけに、リハなしでも五十嵐さんに任せられるくらいのクオリティと、初披露でもリスナーの耳に馴染ませるだけのアレンジ、これすべてパーフェクト。さらにこれを今日一日でつくったという・・・すげエな。やっぱり彼女は天才だ。まだ入手できていないデモ音源、欲しかったのだが、自分の出番が終わったら速攻で帰られたらしい。ザンネン。

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改めて、鉄平さんはすごい、と思わせた今日のジージ。ブッキングのアレンジ、イベンターとしての立ち回り、主催者としての力量、そして恒常的な動員。客席を片手も満たせない今日の主催者は、売れない学祭の実行委員にも劣る。脱サイコパス。