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松本英子「うたとピアノとベース。」

LUCID NOTE SHIBUYA

チヨコレートもらった。あとはグリコとパイナップル。

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現在、マサジのツアーに絶賛同行中の松本英子さんの晴れ豆ライブへ。代官山町。

自分の好きなミュージシャンのライブに行って、関連するミュージシャンを知見して、そのミュージシャンのライブにも足を運んでみる、というライブの選択方法はけっして間違っていないし、むしろ自分のなかの音楽の新陳代謝のためにはほどのよいループ行動だと思う。今日はマサジのファンもちらほらと見受けられたし、松本さんもマサジの楽曲を3曲も採用されていて、マサジ色をすこし強めにたたえたライブ。だからといってマサジのライブに行こうなどと思わないのは、ヤツは我らのパイセンが育てたミュージシャンを、パイセンと同じ事務所だからという我々には理解できない理由(これは妄想)で、こっそりごっそりえげつなく引き抜いていきやがったイイとこ取りの盗っ人として有名(これは本当)だからだ。

鶴谷さんのピアノにもやっと耳が慣れてきた。松本さんのライブでしか聴いていないし、けっして上手いとも思えないけれど、松本さんが歌いやすそうに歌うものだから、ついつい耳目がピアノにも向いてしまう。今日の泣きどころはぜんぶでみっつ。そのうちふたつは鶴谷さんとのデュオ。したがって松本さんが流したあの心の汗は、彼の演奏のせいでもあるわけだ。松本さんの書く詞のなかには、ゆるがない強さというか、頑固さとは異なる硬質な意味を持つ言葉と文体があって、抗っても決して勝目のない相手に対してそれが使われたとき、我慢しなければならない涙をさそう。いい歌詞だよなあ・・ヤツにはけっして書けない(笑)。

今年はBDライブを6月に神楽坂で。渋谷じゃないから行けないけど、行こうかな。

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本日の矢野まきさん情報。タイミングのよいときに発表する、かも、とのこと。楽しみ!