今週はジャズ週間。
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傍若無人に見えて実は小心者と自称される山中千尋さんのライヴへ。完全入替制だとちょっと高くつくけれど、彼女の場合は通しで聴くのがやっぱり基本。なんてったって、その場で演奏する曲を決めてくわけだから、ファーストとセカンドでは全く違うセットリストになるわけで・・・同じ値段なのに、尺も曲数も違ってしまうのはどうかとは思うけれど。彼女自身はそんな周りの都合にはお構いなしに、マイペースにライヴを進めていく。セカンドは閉店ぎりぎりまで引っ張ってた。
そして、その我儘ぶりは演奏中に発揮! 有田純弘さんが譜面を捜し出す前に演奏を始めたり、曲中になんのコンタクトもないまま唐突に脇義典さんにソロをふったり。それでも彼女の呼吸にぴたりと音を合わせるトミー・キャンベルさんのブレのない太鼓と、有田さんのバンジョーの音色、脇さんの落ち着いたリズムは、百戦錬磨の格好良さ。
今日はお客さんの数が思ったほどは多くはなかったけれど、そんなこともお構いなしに、上から下までタイトでミニの黒のワンピースで、引き締まったボディラインを躍動させながら、パワーとテクニックでぐいぐいと客を引き込む山中さんの音楽に、今日もヤラレタ。
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今回の山中さんのビルボードは明日も。まだ席には若干余裕があるそうです。金曜の夜の六本木、しなやかにはじける山中千尋さんのジャズ、おススメです。