LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show and Play stage reports

フカカッタ・セッション 片山敦夫 Birthday Special

LUCID NOTE SHIBUYA

アウシアス・パレホ。

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きょうはひさびさ、片山さんと深町さんのセッションライブへ。レギュラーゲストは結っちゃん。久本1丁目。

CDショップで視聴中にお気に入りの楽曲が見つかることは多々あれど、ライブの現場で気になる楽曲が見つかることはそうとう稀だ。そもそもライブなんてすでにお気に入りの楽曲を聴かせてくれる場として機能しているわけだから、新しい出会いがあるとしたら新曲を初披露してくれるときに限られるわけで、だからこそ、こういう出会いは大切にしないと。

片山さんは、ラジオで聴いたときにイイなと思って、楽譜がないから耳コピして、原曲はギターだからギターの音をインストールしたキーボードで演奏する、というくらいの気の入れようで、そんなスゴ技を駆使して聴かされたらこっちも自然と耳に気合いがはいるし、聴き流すなんてできるわけがない。感化されやすいと言われるとそのとおりだし、セットリストのどの位置で聴くかでも左右されたかもしれないし、好きなミュージシャンが推している楽曲だからという単純で純粋で騙さされやすい気質もあるかもしれないけれど、聴き終えたときの興奮度といったらもう。”Choro a Rosa” Ausiàs Parejo。これが二十歳の音とは。世界は広い。

こんなふうにフカカッタのライブは片山さんと深町さんの趣味嗜好がそのままセットアップされているから、おふたりがこれまでどんな音楽を聴いてきてどんな音楽を好んでいるのかを知ることができるライブでもある。聴かされるのはそのほとんどが古い楽曲だけれど、きょうのように新しい人の新しい音を紹介してくれると、さらにおもしろくたのしく過ごせる。つぎは来年かな。

LUCID NOTE SHIBUYA

それにしても笑った、笑いころげた。深町さん、冗談と蘊蓄と演奏を同時にこなすエンターテイナー。