推し活。さいきん市民権を得たことばのひとつ。
//
きょうはトムプロジェクトのプロデュース公演へ。初めて行く小屋。吉祥寺本町1丁目。
ふだんは推される立場にいるひとが推す側の悲喜こもごもを演じる舞台。そうかこういう感じでかれらはファンを観ているのか・・・よかった。
どこの現場にもいるんだよなあ、集団になって盛り上がってるやつら。たいていは微笑ましいんだけれど、なかにはとんでもなく得体の知れない、相容れない、愛を感じない集団が存在していて、ファンのスタッフも手を焼いてしまう集団。という意味ではきょうの登場人物たちは推しへの距離感をとてもバランスよく保っていて、なんら問題もなく、ストーリーとしてはある意味つまらないくらいに健全で、平均的な推し活グループ。だからこそ笑えるし、笑っても許される。もしもかれらを傍で見る別のファン(集団や個人)の視線も描かれていたとしたら、もっとドロドロでぐちゃぐちゃで、リアルな別種の笑いがおきていたかも。まあ、ふつうに笑えてよかった。これくらいが丁度いい。これくらいで丁度いい。
羽田さんのあの語尾のイントネーションは真似できそうで真似のできない固有のかわいらしさ。森川さんは、股関節の柔らかさと、すまし顔と笑顔のギャップが印象的。あんなおばちゃんなんてじっさいにはいないはずなのに、でもじっさいにいそうに思わせるすごい技の連発とコンビネーションを魅せた柴田さんと阿知波さんは、もはや巨匠。長尾さんは記録では十年ぶり三度目、記憶では初めての役者さん。もう忘れない。きょうから推し面の仲間入り。
//
なんだか最近は芝居ばかり観てるなあ。そろそろライブへ。