夏到来。そとは警報級の暑さ、なかは超ド級の熱さ。
//
きょうは、というかきのうは、正確にはおとといは、桑田さんのことしのライブツアーの5日目へ。今回も地元開催のチケットは取れず、虎の子の一枚。西へ数百キロの大遠征。中区基町。
一曲目。ライブの基本的な進めかたや意義、姿勢や意思、あるいはもくろみ、またはぜんたいを通した楽しみかた、過ごしかた、みたいなものをリスナーに宣言し、印象づけ、想像させる効果を持つ重要な一曲。いまこのときに行う桑田さんのツアーの一曲目としては秀逸な選曲。二曲目以降の展開を容易には想像させないワクワクの選曲でもあり、でも終わってみるとそういうことだったのかと納得もさせる一曲。高いメッセージ性を一貫してライブに持たせて、緊張感を継続させ、興味を持続させることに成功した、そんな一曲。
もちろんコマーシャリズムはいつもどおりだから、社会性のあるメッセージを連発しても重苦しさはまったくないし、かといってまるで軽薄というわけでもない、桑田さんらしい表現方法、バランス感覚で構成されたセットリスト。すごいよなあ、オリジナル楽曲だけでここまで完璧にリスナーの度肝を抜いてくるなんて。そんな桑田さんの企図にしっかりと歩調を合わせた照明、音響、演出、舞台セット、それらを統括する南谷さんのパワー、テクニック、そしてリーダーシップ。敵わないなあ。もう一度どころか何度でも観たい、聴きたい、楽しみたい。叶いっこないだろうけれど、追加公演、当たるといいなあ。
//
銀テープ、アリーナ後方席まで届けてくれたスタッフのみなさんに感謝。この夏の思い出の一品。