上演時間よりも移動時間のほうが長いときは遠征と呼ぶことにしているので、きょうは遠征。
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きょうはもうすぐオープン1周年、サンセットが楽しめるという触れ込みのエノシマブルーへ初入場。由薫さんのワンマン。片瀬海岸1丁目。
桑田さんの広島のライブからちょうど一か月。その間、芝居ばかり観てきたので生音に飢えているうえに、相手が新曲をリリースしたばかりの由薫さんということでいつもは足を運ばない遠い江の島までいっきにトリップ。
親友の結婚式に出席するために渡ったハワイで感化されて入手したというコンサートウクレレ。それを小脇に抱えてカバーしたのはイズでもなくケアリイでもなく、定番のジャック・ジョンソン。きょうもっとも声の張りがよかったのはジャクソン5の「I Want You Back」。音楽好きなら「Michael」は観ても損はしない。きょう初披露の未発表曲「魔法」の評価はさておき、ライブ全般にわたって岡田基さんの鍵盤アレンジが、ハワイでもなく西海岸でもなくまさにニューヨークスタイル。きみはビリー・ジョエルかってくらいに原曲とは違うオシャレなコードをどの曲にもいいところでちょこちょことぶっこんでくる。際立つ感性、音感、テンポ、リズム、どれもかっこいい。
そんな感じでスタイリッシュに進んだきょうのライブの目玉商品はライブ初披露の新曲「OUT」。ライブのためにつくったと本人もおっしゃるとおり、リスナーのコーラス参加も可能な由薫さんにしてはアップめのメジャー曲。そうとう盛り上がる、いや盛り上げたい、と期待していたひとも多かったのか、イントロとほぼ同時に客席から自然に手拍子が始ま・・・ってオイ、だれがオモテ拍っていったんだよ、ここまでいい具合の雰囲気だったのに、盆おどりの季節は終わったんだよ、うちに帰って演歌でも聴いてろっ!・・・とそんな後方席界隈からの失笑と小言が届くわけもなく。きっと最初のひと拍目を叩いたひとは気持ち良かったろうなあ、じぶんがはじめた手拍子がどんどん会場中に広がって・・・。でもそれダウンビートだから。せっかくのアッパーな新曲がものの見事に台無し。まあ、由薫さん本人は喜んでたみたいだからいいんだけどさ。これもライブ、それもライブ。やっぱりライブは楽しいわ。
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次はラストのvol.4。さいごにようやく徒歩圏内。