ブルーノート応援企画の第三弾。
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上原さんのバースデイライブを拝めるとは幸運に尽きる。南青山６丁目。
午前中に代々木公園で満開の桜を思いきり楽しんでしまったせいか、開花から散り際までいろんな姿を見せてくれる日本のサクラのイメージと彼女の音を重ねて聴いてしまった。最初は小粒に、なにやらしっとりと、いくぶん艶っぽく、少しだけ色褪めて、思い切り無邪気に散っていくあの感じ。彼女はとても良い季節に生まれてくれたらしい。
楽しかった本編とは一転、アンコールではいまの音楽界の状況を憂い、懸念し、将来を危惧するＭＣからの「この素晴らしき世界」。メロウに心に響く泣きの一曲でウルっとさせて厳かに終演・・・と思わせてからのあのスペシャルでエキサイティングなオーラス。役者やのう。
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