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<蔵出しライヴ Vol.1> 川江美奈子(Vo,Pf)

LUCID NOTE SHIBUYA

川江美奈子さん、結婚!

久しぶりに味わう肌寒さの中、職場から1分のマンダラへ。南青山三丁目。

タイトルの「蔵」ってのは、川江さん特有の言い回しで、つくったはいいけれど、色んな事情で世に出せなかった曲、これから出すかもしれない曲などを指して言う、所謂ストック曲のこと。川江さんのライヴでは、必ずと言っていいほど、ストック曲を数曲だけ披露されるコーナーがあって、今日はその拡大バージョン。全曲がストック曲。制作の津山さんも「実験的」って仰ってたけれど、まさにこちらは実験台にのっけられた被験者のごとく、耳をよーくかっぽじって聴き入る(笑)

とりわけ、川江さんのピアノ弾き語りだけの1stは、さながら試聴会に同席しているような、良いとも悪いとも言えない、なんとも摩訶不思議な空気でいっぱいで・・・ぶっちゃけ言うと、ピアノも歌もひたすらグダグダ。川江さんがまるで駆け出しのインディーズ女子に見えた。事情に精通しているファンじゃなかったら、ダメ出しいっぱいだろうな。

ところが、2ndで武部さんが歌伴で入った瞬間に、それまでがウソだったみたいに、パァーっと視界が開けた。この違い、さすがとしか言いようがない。武部さんスゴすぎ。本格的に蔵から世に出せそうな曲は、2ndセットの中からだろうな・・・あ、でもあの川江さんの朗読、あれは練習不足だな(笑)

今回はVol.1。二回目があるかどうかはわからないけれど、あったとしても一年以上は先になるんだろうなぁ・・・でもこういう楽しい実験ならいつでも参加したいな。

アンコールのMCで、三日前に結婚されたことを打ち明けた川江さん。今日のようなマニアックなライヴにわざわざ足を運んで来る人なんて、よっぽどコアなファンばかりなんだろうけれど、そういう近しいファンの方々を目の前にして、黙ってるってわけには・・・いかなかったんだろうな。いずれにしても、こういう瞬間に立ち会えるのもライヴの醍醐味のひとつ。ご結婚おめでとうございました!