LUCID NOTE LUCID NOTE | what Shibuya living in SHIBUYA have seen and felt

牧山純子(vln)カルテット 国府弘子(pf) 土井孝幸(b) 藤井学(ds)

LUCID NOTE SHIBUYA

汗ふき猫(36歳)とバヨリン(イタリー産)。

せっかくのチケットも、気分が乗らないときはどうしようもない。予定を変更して牧山さんのリーダー・ライヴへ。六本木。

てっきりクラシックの方だ思い込んでいた国府弘子さんが今日の目玉。とてもナチュラルで気さくな演奏で、大御所らしいことを一曲目から理解する。「竹田の子守唄」のアレンジに、ものの見事に震えた。藤井さんの太鼓は久しぶり。彼はときどき、太鼓でメロディを奏でる。意識してないとは仰ってたけれど、だったらなおさら凄い。土井さんはおそらく二度目。今日もときどきロッカーに変身してた。実は、今日一番楽しんでいたのは彼だったのかも。

メンバー全員、やたらと濃い演奏をされるのに、それぞれ真ん中には品や奥ゆかしさが感じられて、熱いのだけれど、まったく五月蠅く聴こえないのがすごい。ここは好きになれないお店だけれど、これだけ楽しめるライブは大好きだ。

アンコールで、国府さんとデュオで演奏した牧山さん。あの曲の牧山さんはいつも、不安や寂しさで今にも泣き出しそうな、幼い子どものような表情で演奏される。相変わらず、ズルイよなぁ。