普段の平日なら絶対行きっこない街、吉祥寺へ。連休様様です。
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樹里からんさんの歌う声は、深く透き通り、細く突き刺さる。往年の海外ポップスをジャズ風味に仕立て上げた、オンリーワンなカヴァー・ライヴ。彼女にしか表現できないヴォーカルは、全てのオリジナルを凌駕する。友人に宛てて歌われた”島唄”だけが今日唯一の邦カヴァー。これもまた泣かせる。ときおり伴奏と喧嘩する場面もあったけれど、それに負けない強さにお手上げだ。
そしてその伴奏は、なんてったって秋田慎治さんなのである。今日はMCも皆無で、唄伴に徹底されてた。一曲でもフィーチャー・ソングがあれば、個人的にはもっと楽しめたかも。
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今日のStringsには、樹里さんの幼馴染みのみなさんも全国から来店されてた。おまけにママも郷里から駆けつけてらしてて、さながら山口県人会吉祥寺支部(笑)。こんな連休でもないと、なかなか集まれない大切な仲間達と楽しむ親和なライヴ。羨ましいよね。