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Sunday dinner Live ( Tete a Tete / Bon Voyage / manamana )

LUCID NOTE SHIBUYA

ぜんぶ、あるふぁべっと。

店長さんに一押しで勧められたこの日、ちょっと遅刻気味に到着。なので、オープニングのmanamanaさんには、気持ちの準備が間に合わず、悪いなあと感じながら過ごす。演る側もそうだろうけれど、聴く側にもそれなりのテンションのあげようがあるわけで、そういうコンディションづくりもライヴを楽しむための重要なファクターなのに。ごめんなさい。

気を取り直して、Bon Voyageさん。王道のポップ・ミュージックを、軽快で細くしなやかなお声で唄う吉廣麻子さん。一曲目は調子悪そうに感じたけれど、なんでもSPUMA閉店のニュースが相当にショックだったそうで、感極まってらっしゃったそうだ。うーん、わかる、その気持ち。ギターの鏑木裕さんのこわもてぶりにもだいぶ慣れてきた。男のプライドを感じさせるギターがやけにかっこよかったりする。

今日の一枚は、そんなBon Voyageさんのニューシングル「Let me sing the Lovesong」。ハンドメイドの紙ジャケで、三曲入り1,000円。ポップ・ミュージックを知るかたならだれでも納得の一枚。超おススメです。

LUCID NOTE SHIBUYA

オキニの「KISS」。今日もケツニで唄われた。いいわ、この曲。サビの韻がオシャレです。

最後は名古屋からTete a Tete(てっとあてっと)のお二人。いま風の言葉で表現すると、ボッサとジャズとポップスをオーガニックにブレンドしたオトナのためのピュア・サウンド。伊藤ともかさんのスキャットはすこぶる気持ちいい。邦詞よりも英詞の音のほうが似合ってた。山下真理さんのヴィブラフォンがこれまた気持ちいい。重くなく軽くなく、オシャレをこよなく愛する人のためのセレブな音楽。タダモンじゃなかった。

終演後に、なんと先日拝聴したばかりのgirafeの佐藤有介さんに遭遇。え゙っ? そうなの? ヘェ―――――――! 世間はホントに狭い。