ことしも彼らのライブから。
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年明けイッパツ目は、二年ぶり、誠さんのバースデー・ライブへ。道玄坂２丁目。
とは言うものの、エンジンはなかなか温まらず、フル・スロットルにもほど遠く、モヤっとした気分のまま会場へ。原因はわかっているのに自分には為すすべもなく。あとはもう誠さんにたよるしかない、というひとも多かったんじゃないかな。だからこそ音楽。きょうはこれに尽きる。
四十周年ライブということで、きょうは新旧詰め合わせのてんこ盛り。おそらく全曲、アレンジはときに大きく、あるいは細かく、なかには実験的にリニューアルされていて、どれもフレッシュ・ソングに生まれかわっていた。これぞ四十年目の一年生。誠さんのチャレンジ精神、ユーモア・センス、ロック魂、ミュージック愛は、六十六歳になっても元気いっぱい。モヤモヤ感もぶっ飛ぶライブ。終わったあとには現実が待っているけれど、そもそもライブなんてそんなもの、でなければライブなんてこの世にいらないんだよ。
誠さんの全楽曲のサブスク解禁、まだかな。