atで大喜利。
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新潟から池袋へ直行。竹内さんのギター弾き語りワンマン。西池袋2丁目。
アリーナ級の会場で長丁場のど派手なライブで汗だくになりながらアタマもカラダもフル回転させた翌日に、都心に残る築百年の小さな講堂でこじんまりと短めのアコースティックなライブにぼんやりとカラダをあずけ、ひんやりとアタマを癒す。
今年前半のバンドツアーよりも、弾き語りは選曲もアレンジも自由にやれると言う竹内さん。彼女の言う自由が具体的になにを指していたのかは正確にはよくわからないけれど、誰にも邪魔されず自分で決めたことを自分で実行できるという自由ならば、もっと自由にやっていい。その場の雰囲気で選曲を組み替えてもいいし、唐突に長めのギタープレイをはさみこんでもいい。客席の様子に呼応したインプロだってありだ。事前に用意したものを越えるプレイが一瞬でも垣間見られたときのお得感こそ、ライブの醍醐味でもある。リハ―サル通りにやるということは、リハーサルに自由度を奪われているわけで、自由にやっているようにはけっして見えない、ということをライブ好きのリスナーはすでに知っていて、潜在的にそれを求めていたりもする。竹内さんの高い演奏技術にそんな即興性が加われば、ライブはもっと無敵になるはず。
来週は広島へ。