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スカイライト プレビュー公演(初日)

LUCID NOTE SHIBUYA

「斬、」の初日舞台挨拶から一週間ぶりの蒼井優さんの舞台へ。

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プレビュー公演の意図と主旨。本町1丁目。

今となっては言い訳としか思えない小川さんの前説。お客さんの反応を見て本公演の参考にすることを目的に、新国立劇場としては初めて実施したプレビュー公演の初日。であるならば、本公演と同じクオリティで実施しなければ、たとえ反応があったとしても参考にならないはずなのだが、どうなんだろう、今日のあれは。少なくとも第一幕の前半は、科白がまったく頭に入らなかった。あれが演技というなら彼は天才だし、そうじゃなければ、まったくの稽古不足か、役者としては舞台には向いていないと思う。ライブに例えるなら、一曲目から歌詞がとび、二曲目以降もそれを引きずり、最後までバンドメンバーに迷惑をかけっぱなしのヴォーカルだ。

ところが、その後のバンドメンバーは音楽のライブとは一味違っていた。ヴォーカルのおかげで理解できずにいた導入部分のストーリーを、なんとかこちらが理解できるようになるまで、彼らは舞台を立て直すことに成功していた。つまるところ、ヴォーカルはそれほど重要ではなく、あれだけ迷惑をかけるならむしろ今回のステージには不要と言ってもいいことになる。もちろん見る者にはフルパワーの集中力が必要になるが。

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ということで、あれが演技なのか、演技じゃなかったのかを確認するために、今日よりもクオリティの高いはずの本公演にも行くことにした。というのは建前で、蒼井さんのバスタオル一枚の姿と制限時間ぴったりにパスタ料理を調理する姿をもう一度見たい、が本音。