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パーカッション・トリオ Asoviva! ワンマンライブ 「imaginary numbers vol.8」

LUCID NOTE SHIBUYA

通称グレフルに初入店。今関さんのワナに嵌まる。

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ライブの良し悪しを決めるのは、演奏の技術力だけではないことを知る。太子堂2丁目。

即興演奏の突破口を開くための発想力、決断力、起動力、ライブのフローを操るための観察力、察知力、機動力。リスナーが心の中でリクエストするタイミングを正しく計算し、聴こえる音としてフィードバックするという繰り返しを、寸分違わずやり続ける彼らアクトは、観ていても聴いていても常に気持ちがいい。求めたもの以上の音ばかりが打ち返されてくるライブが、楽しくないわけがない。

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高橋さんを差しおいて、今日のオープニングMCの第一声はなんと中北さん。今日のライブの流れをアンダー・コントロール。

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中北さんの遊びごころに驚嘆する朝倉さん。彼が図に乗り始めると、ライブも大きく動きだす。

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メンバーに全幅の信頼を寄せる高橋さん。彼女のいないアソビバは、針のない時計。署名のない契約書。

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授業中に教室の後ろで遊んでばかりいて、注意してもなかなか自分の席につかなかったやんちゃな小学生たちが、授業の終わりのチャイムが鳴るころになって、やっと自分の席に座ってくれたときの図。このトライアングルな安定感。彼らのライブの最大の見せ場。

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ライブ全体でひとつの楽曲。今日のようなライブは音源化するにはもってこいだ。