野本さんのオリジナルが聴けるというので無理矢理に行く。吉祥寺。
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開発という名のもとに勝手にやってきた都心の文化が、さんざん食い散らかした後になんのフォローもなく出ていった・・・。そんな負のイメージもまだ残る吉祥寺だけれど、初めて入ったSOMETIMEには、地元のお客さんも多く活気に満ちていた。地元客しかも常連さんが多い、ということは、こちらとしてはアウェイな雰囲気をフルに感じてしまうわけで、そうなると居心地もあまり良くなく、所在もなくなる・・・ま、慣れてるけど。
それでも他の店で感じるアウェイ感とはちょっと違っていて、飲み過ぎて足腰立たなくなったお客さんがスタッフに介抱されながらトイレに行くシーンや、上のロフト席からグラスをひっくり返して下の席のお客さんの頭に氷をぶちまけるシーンもあったりと、なんだか全部がフレンドリーで、しかもオモロイ
で、肝心の野本さんのオリジナルがしっかり聴けたのは3rdセットから。耳に残るメロディー・ラインは、今日のところはなかったけれど、ものの見事にはまってしまった。度肝を抜かれた45分。無理にでも聴きに来て正解だった。
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野本さんは、サムタイムは演り易い店って以前仰ってたけれど、くやしいけれど、その理由がよくわかった今日のライヴ。あぁ、それでもやっぱり・・・渋谷で待ってます。