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牧山純子『Mistral』発売記念ライブ

LUCID NOTE SHIBUYA

1年半振りに牧山純子さんのバヨリンを聴きにセルリアンへ。

ライヴって、一度逃すとなかなか行ける機会を見つけれらなくなるシロモノらしく、あれから1年7か月も経ってしまった。思い起こせば、センの細い上品さと、思い切りの良い激情さのアンマッチ具合がなんとも魅力的で、どちらかとゆうと、あの時は上品さが勝ってたような記憶があったんだけれど、今日の牧山さんはそれとはずいぶん違ってて、かなりパワフルだった。なんだかイイ意味で裏切られたカンジ。

出来る同僚と一緒だと、その刺激でうまく仕事もまわっていく、てのと同じなのか、サポートの大槻”KALTA”英宣(dr)さんらと懸命に闘うバヨリンの音は、刺激的で感動的。間接的でも客を煽るテクニックが加われば、末恐ろしいバヨリニストになりそう。ジャンルはポップス、ジャズ、クラシック、オリジナルと幅広かったけれど、どれも自分の音に仕立て上げてた。ハイ・クオリティ。期待以上。楽しいひととき。腹いっぱいです。