LUCID NOTE LUCID NOTE | what Shibuya living in SHIBUYA have seen and felt

Heart Beats!!

LUCID NOTE SHIBUYA

全国的にお盆な週末。渋谷は外人さんでいっぱい。

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HARUHIさんは今年5月にメジャーデビューした新人シンガーソングライター。デビューシングルは映画のテーマソングにも使われ、学業との兼ね合いでメディアやライブへの露出こそ少ないが、デビュー3か月目にして早くもサマソニへの出演もゲットするという、なんとも恵まれた音楽環境の中、今日も名うてのミュージシャンをバックバンドを従えて、苦せずしてステージに立つ若干17歳のハイ・スクール・ガール。

ヒグチアイさんは、18歳で上京し年間100を超えるライブと自主制作CDの販売を軸にした音楽活動を開始。その後インディーズレーベルから2枚のアルバムをリリース、ライブでは500人規模の動員を達成するなど着実にかつ地道な活動の成果として、この秋ファン待望のメジャーデビューが決まったという苦節8年の26歳のシンガーソングライター。今日はこの対照的なお二人が出演する対バンイベントへ。鉢山町。

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どちらも応援している身としてはちょっとだけ複雑な心境の中、まずはHARUHIさんから。「The Lion is Calling Me」がライブを重ねるたびに良い具合にどんどん化けてる。本人の作詞作曲っていうのもあるんだろうけど、今日もこの曲への思い入れの強さを感じさせるアクト。なんならデビュー曲はもういいやって感じ(笑)。そして今日の目玉は新曲の「Lullaby(ララバイ)」の初披露。本人のギターのソロで始まるんだけど、これがまた聴いたことのない変リズム。歌詞はやっぱり全編英詞。サイケなアレンジはLion…と同様。おそらくこれが今のハルヒ・サウンド。あとで伺ったら「頭の中から出てくるリズムがこれだった」とのこと。すごい、とっくにパパを超えている。映画のメインテーマに使われることが決まったけれど、音源化(録音)はこれからで、パブリッシュの方法もこれから決めるらしい。つまり、まだライブでしか聴けないってこと。そんなHARUHIさんの次回のライヴはサマソニ、そしてリキッドでのOA。歌ってくれるといいなあ。

ヒグチアイさんはHARUHIさんの次で登場。ピアノ弾き語り。今日は夏をテーマに普段は聴けない数曲と代表曲の「まっすぐ」を。まだ出会って日は浅いのだが、ライブ後にじわじわと押し寄せる余韻が独特で、パフォーマンスは地味だけど実はものすごく圧倒されていたことにあとで気付かされるという、他に類を見ないライブマスター。なんだろう、このじわじわっとくる得体のしれない感覚は。大丈夫、キミも(オレたちも)まだまだもっとがんばれるよって言ってあげたくなっちゃうライブ。だれもが持っている柔く優しい心の中の一部分をこちょこちょっと触られると、硬い殻が敗れてスッと素に戻ってしまうあの感覚。歌で寄り添ってもらってるってのはこういう感覚を言うんだろうか。まあとにかく、彼女のライブは一級品。ほんとに売れてほしい人。メジャーでどんな歌を歌うのか楽しみでしょうがない。

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歩いてる道もやってる音楽も対照的なおふたりのアクト。でも同じように応援したくなるってことは、どこか似てるってことなんだよね。