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湘南SPECIAL SUMMER LIVE 川江美奈子×朝倉真司 二人想フ会~波の行方~

LUCID NOTE SHIBUYA

オン ギター アンド ヴォーカル、朝倉真司!

今日は渋谷から離れてプチ夏休み気分で鎌倉へ。今月期待のライヴ。

ダブルネームのクレジットでわかるように、今日は川江さんと朝倉さんのデュオ。川江さんは久しぶり、朝倉さんは先週以来。会場入りして最初に目に入った謎なギターで、始まる前から期待倍増。もうそれだけでワクワク。

早速、前半二曲目で朝倉さんのギター伴奏が。神妙な顔つきで譜面を凝視しながら演奏されてる朝倉さんを、ピアノ越しで観る川江さんの嬉しそうな笑顔が印象的だった。で、こっちは(目の前でした)ハラハラしながらギターの音に集中!・・・うまい・・・っていうか、音ちっせー。でもなんだか感動。もしかするとボディを叩いて音を出す、なんて洒落たことだけで終わるのか・・・なんて失礼な想像も頭を過ってただけに、ぐっときた。

そしてなんと後半では、朝倉さんがメインヴォーカルで一曲! いやぁ、エエもん聴いたわ。こりゃネタにできるな(笑)
技術的な上手下手は置いたとしても、こうしてリスナーを惹きつけるためのアイデアと構成、それを実現してまう技量がすごい。

一方の川江さんは、武部さんが居ないことを良いことに、最初っから羽目を外しっぱなし。ピアノもヴォーカルも、今まで聴いたことがないくらいグダグダだったけれど、作り上げたものを壊さないようにするための堅苦しい緊張感よりも、その場で作り上げるようとするときの真剣な緊張感で会場は一杯だった。そんな川江さんの新しいライヴ感を知ったライヴ。こういうのって新鮮だし単純に嬉しかった。

さて、今年も早々に7月が終わり、明日から8月。思うところあって、少々お遊びのペースが落ちそうですが、来月もよろしくお願いします。