今年も朝倉慎司さんがパーカッションと聞いてわくわくシナガラシナガワへ。
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川江さんは、ご自身なりのその時の想い入れというかテーマのようなものを、コアなファンの方々にも悟られないように、こっそりと隠しながら唄われる。ライヴの組み立てや音づくりの根幹は同じでも、伝わってくる心情や心象が、いつも違って聴こえてくるので、飽きないし、逆に驚かされたりもする。きっと、アカペラで唄われた一曲目と最後の弾き語りの一曲が今日の隠しテーマだったんじゃないかな・・・などと想像してみたり。
新しいアルバムの出来は、まだ聴いていないのでなんとも言えないけれど、変わろうとしてもなかなか変われないジレンマや、年齢への焦りといった、ネガティブだけど人間らしい唄声を、初めて聴けたような気もして、こんなとき、やっぱりライヴっていいなぁって思う。
それにしても、武部さんのピアノはかっこいいなぁ。武部さんと曲の好みが同じだったのにも、ちょっと優越感。川江さんが決別しようとしてたのは何だったのか、彼なら解ってらっしゃるんだろうな。
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久々に一週間も生の音を聴かなかった生活のあとの今日のライヴ。教会のリヴァーブが心地よかったなぁ・・・明日から三連休。一気にいきます!