最近、感動が長続きしなくなってきた。それは感動してないってことなのか?(日蝕)
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二か月半ぶりにBlueBlue(ブルブル)のライヴへ。恵比寿にて。今まで対バンの中の一組としてばかり聴いてきたってこともあり、振り返ってみると、じっくりと聴いたことがなかったような気がして・・・なので今日はピンポイントで伺う。
BlueBlueは、宇治田愛さんと松村裕二さんの男女ユニット。前身のバンド”I’s CUBE”から数えると9年くらいのキャリア(らしい)。松村さんのピアノのアレンジは、なんだかとてつもなく美しい瞬間がある。柔和で温厚で、それでいて壮大で、ちょっぴりお洒落で。上等なテクニックはないけれど、対バンで持ち時間の少ない中ででも聴かせたい音をわかりやすく伝えようとされていた。おいおい、かっこいいじゃん。宇治田さんのヴォーカルは、悲しさの中に硬派な勇気と躍動を感じる声。これまで、どの曲も通り一遍な唄い方をされてるように聴こえてたけれど、どうやらそれは間違いではなく、彼女の持ち味だったようだ。もう少しポップス寄りでアッパーな歌唱とアレンジの曲があると、こっちも流れを掴みやすし、交じりやすいんだけれど・・・と、ヤキモキしながら”限界ライン”を聴く。
今日の松村さんのアレンジはホントによかった。頭脳プレーにやられた感じ。松村さん曰く、次回もご期待!だそうだ。
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対バンのイベントでピンポイントって、なんだかもったいない気がしてて、最近はなるべく最初から最後まで居るようにしてたのだけれど、やっぱりじっくり相手に挑むなら、お目当てだけに集中するほうが、聴き方としては自分に合ってるのかもなあ・・・と思う日蝕後の夜。