本日のZeppは菅田将暉さん。律儀な彼のことだからきっと楽屋へ挨拶に行ったはず。
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桑田さんの今年のツアーの福岡公演へ。地行浜2丁目。
先週の宮城はアリーナ公演。今日の福岡はドーム公演。集まったお客さんの数はいっきに六倍以上に跳ね上がる。人見知りのせいか、唐人町駅からドームまで徒歩で移動するあいだに、雑多でわちゃわちゃした雰囲気にのみこまれて、気分はしっかり萎縮してしまった。こういうときのソロ活はワクワク感に加えてボッチ感も味わえるからお得だ。
ステージセットの規模もSサイズからLサイズへ、いやXLサイズ、あるいはXOサイズ。本編の雰囲気も、宮城の温かくて近しいファミリアなライブから、派手にビッグでエンタテインメントなライブへ。構成もセットリストも先週と同じはずなのに、受ける印象がまるで違うから不思議だ。客席から発散されたアドレナリンと、ほとばしる熱い汗と、声なき声の集合体が、吹っ飛ばされた金と銀のリボンの爆発と混じり合い、福岡ドームの天井高く広く宙に舞いあがる。出しづらくなった高音とひとり懸命に対峙する桑田さんのうたいっぷりに触れたとき、ボッチ感はどこへやら。俺もさ、頑張るよ。だから泣かせんなよ、これ以上。
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そんな福岡公演は、なんと一夜限り。なんてもったいない。