LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show reports and Play stage reports

Schroeder-Headz LIVE 2020 at BLUE NOTE TOKYO

LUCID NOTE SHIBUYA

震災直後よりもマシだが今のブルーノートのブッキングはやっぱり納得できないというブルーノート・フリークも、今日の彼のステージで少しは納得できたんじゃないかと。

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シュローダーヘッズのブルーノート初公演へ。南青山6丁目。

彼の楽曲は多くのメディアにちょこちょこと利用されていて、今日のセットもどこかで聴いたことがあるなあという楽曲ばかりだったはず。若手のジャズメンが無駄に多用するトリッキーでキメなリズムはほとんどなく、キャッチーだけれど大げさでもなく、とはいえ決して地味じゃない彼のメロディは、耳と記憶と印象に優しく残るのだ。テレビやラジオがちょっとしたバックミュージックや効果音として便利に利用しているのもよくわかる。ちなみに近所のライブハウスのPAさんも、困ったときのシュローダー、などと言いながら客入れBGMで彼らの楽曲をよく流している。・・・などと褒めつつも、個人的には今日のメンバーは某シンガーのバックバンドでしかないけれど。今はまだ。

彼がブルーノートに初登場なら、ブルーノートに初入店という彼のファンも多かったようで、スタッフさんもそのつもりで積極的に対応していた、というか対応された。こういうとき、良席は女性ファンに譲りたい、という小心な男性心理の現われなのか、壁際席には男性リスナーがずらりと。まあこれで少しでもブルーノートを好きになってくれる女性リスナーが増えてくれれば、そういう言う意味でも今日のブッキングは大成功ってこと。

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ブルーノートには来月また。ここは応援したいハコ。