渋音のヒト混みにうんざりしつつ、向かうは浅草。
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駄菓子貸し、渋谷よりもヒト多し。浅草1丁目。
公演日の2週間前の告知には驚いたが、場所がスリラバにはもっと驚いた。正確にはスリラバが移転したあとの跡地なのだが、商品も什器も、バックヤードとフロアを仕切っていたパテもなくなり、ライブをやるだけなら充分な広さを持っていたことを、4度目の入場で初めて知る。そんな空き部屋を2日間だけ借り切って、1日目はレコーディングスタジオとして、2日目はライブ会場として使用するという彼らのアイデアは、大成功で始まり大成功で終わった。
某店長さんに聞くところによると、昨日と今日では音の響きがまるで違っていたそうだ。お客さんの着る服の繊維が、彼らの出す音をまんまと吸収したのがその原因だとすれば、お客さんの数をいろいろと変動させて音を出してみるのもおもしろそう・・・などと不埒にも思うのは、彼らのライブは実に楽しいのだが、彼ら自身のやることなすことぜんぶがそれ以上に楽しそうだからだ。取り壊し前にぜひもう一度。
集まったお客さんの数によって音の聴こえ方が違うということは、9000人が7000人だと・・・。