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Premium meets Premium 2008 露崎春女

LUCID NOTE SHIBUYA

ヴォーカリストをアンプラグドにさせる浜離宮。おそるべし。

三顧の礼?三度目の正直?で、露崎さんのライヴに築地へ行く。過去二回、なんだか期待ハズレなライヴばかりだったけれど、今日の浜離宮は過去二回分のそれを払拭するほどに良かった。思い存分楽しめた。

スパンコールのミニのワンピとマニュピレーションのコーラスがどうも納得できなかった過去二回。ポジティブに観ようとしてたけれど、なぜかネガティブなチェックばかりしてた過去二回。でも今日はなんてったて浜離宮。同じポジションで演れるはずはないと信じてかなり期待してた。そしたら大当たり。ここは過去二回のようにドンチャカとやっても喧しいだけのクラシカル・ホール。だからやっぱりアコースティック。コーラスももちろん生声。二度も裏切られてもなお、三度目に挑戦する自分はきっと、こういう露崎さんを待ってたんだと気付く。彼女はこういうホールに似合ってる、と思ってたらコーラスで参加された清貴さんも同じことを仰る。ホントそう思う。

duoやBAJで見せたスタイルは、旧いファンには楽しいものなのかもれないけれど、ご新規さんやいちげんさん、露崎さんには興味ないけれどライヴが好きで来てる人、彼氏や彼女や友人がファンだからしようがなく付き合いで来てる人、その会場が好きだから来てる人、その企画が好きだから来てる人などなどには、実はほとんど通用しない。

ご自身もMCで仰ってたように、人は変わっていく。それも自分の思うようには変わるとは限らない。浜離宮は初めてでいらしたようだけれど、今日のようなチャレンジングなライヴは今回初めて露崎さんのライヴにチャレンジしてきた人にはきっと、同じ部分で共通する新しい何かを感じられたと信じたい。すっごくいいライブ。こういうライブをぜひ今後も続けていって欲しい、と思ったそんな年の瀬。