LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show reports and Play stage reports

サザンオールスターズ LIVE TOUR 2015「おいしい葡萄の旅」(最終日)

LUCID NOTE SHIBUYA

年越しに続いて、神席、ふたたび。

//

FC枠で取れず、CD枠でも蹴られ、一般枠でやっととれた参加席。でも桑田さんの言う通り、武道館には神様がいる。北の丸公園。

席は1階スタンド北西、最前列。目の前の手すりの下を覗き込むと、そこが花道。手を伸ばせば届きそう。片山さんのちょうと背中付近、目線の先が桑田さん。右にTigerさんが見え、左が原さん。その奥が弘さん。金原さんは左上!。毛ガニさんもよく見えた。誠さんも例の後頭部がはっきり。拓夫さんは機材や楽器の隙間からちらほらと。郁実さんも花道から手を振ってくれた。一番近かったのは、背中にSTAFFと書かれたTシャツの佐藤嘉風さんw。右後ろからステージを一望。スクリーンはまるっきり見えなかったけれど、それだけに音とステージに集中できたのもよかったなぁ。参加席バンザイっ!

後ろをずっと気にしてくれてたのはTigerさん。ちょうど目線の位置が同じ原さんも、こちら向きで演奏されるときはしばしば笑顔を。片山さんの指先もはっきり見えて、原さんなのか片山さんなのかわからなかったパートもよくわかった。桑田さんもしきりにこちらを気にしてくれてて、ワイングラスで一緒に乾杯してくれたときの興奮度といったらもう・・・。最後の写真撮影のあとの(フレームアウトで)ゴメンネのしぐさにも感涙。

お客さんにも恵まれたなぁ。おひとりさまばかりのはずなのに、どうして初っ端からみんな仲良しなんだろうw。勝手知ったる仲間どうし。ウェイブ気持ちよかったなぁ。東京VICTORYのあの一体感。まさにサザンオールスターズ。

いろいろとおいしいコンサートだったけれど、一番に思い出すのはやっぱりアレンジの冴えてた楽曲かなぁ。Computer Children、Soul Bomber、01MESSENGERあたり。ソロパートも印象に残ってるなぁ。マンピーのG★SPOTの弘さん、ボディ・スペシャルIIの誠さん、道の金原さん、ブリブリボーダーラインのTigerさん、そしてなんといっても原さんのダンシング!。唐突なビートルズのカバー、HELP!もかっこよかった。これを武道館でふたたびやっちゃうなんて、なんて粋なバンドなんだ! 最後のお辞儀、いっしょに直立不動で頭下げちゃったよw。そして今回の目玉、前半の45分間ブっとうしの葡萄のパートは圧巻。このアルバム、歌詞をしっかりと聴かせてくれる曲ばかりなので、ライヴで聴くとそれがまたひとしお。

今回のツアー、初日の松山、東京ドーム、名古屋ドーム、そして最終日、ちょっと散財しちゃったけれど、楽しかったなぁ・・・感無量。サザンのメンバー全員ご無事でなにより。桑田さんの「サザンオールスターズ!!」って雄叫びは、きっとメンバーだけじゃなくて、スタッフ、客席、全部含めて「サザンオールスターズ」ってことだったんじゃないかな。いいツアーだったなぁ。またやんないかなぁ。

LUCID NOTE SHIBUYA

というわけで、これで今年の夏も終わり・・・です。