再び。
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渋谷では1年と10カ月ぶりの共演。セルリアン。
前回はゲスト出演だったnoonさんが、今回は上野さんとのダブル・ネームで。上野さんのJZは何度か聴いてきたけれど、やっぱり最初に聴いたnoonさんとのデュエットが最も記憶に残っていて、再びお二人の声を同時に聴けると知った時は、小躍りするほどにうれしかった。サポートがなかなかパブリッシュされずにヤキモキしたのだけれど、なんとギターには小池龍平さんが! もうオイシイったらありゃしない。
noonさんと上野さんは、その前回のJZでの共演をきっかけに仲良くなったそうで、歌も仕草も絶妙にタイミングが合っていた。ほんわかで優しく、たまにズッコケなお二人のステージは、男子にとっては遠くから見守るしかないくらいに強固で繊細な女子特有の領域で、おそらく女子にとっては理想的な距離感の間柄なんだろうな。ともだちっていいよね。
もちろん歌もとっておきで、上野さんの安定した低音と、noonさんの軽快な高音が、やもすれば全く合わないと思わせる声質にもかかわらず、嘘のようなハーモニー。上野さん、上手くなってたなぁ。日本語で唄うnoonさんもレアで新鮮。
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楽しみにしていた以上に楽しめた今日のライヴ。おふたりのユニット名、真剣に考えてほしいわ。