暑さから逃げない夏。
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炎天下の中、歩いて晴れ豆へ。代官山町。
お盆シーズンに入った今日、土曜日の昼間のライヴということもあって、晴れ豆のフロアもどこかデパートの屋上状態。親子連れが目立ってた。
一部を除いて、子どもたちの音への感性はとても敏感で素直。Ayakoさんが涼しげな声で唄う重たい曲を、神妙な面持ちで静かに聴いていた。落ち着きなく過ごしているのはむしろオトナのほうで、目的のミュージシャンの出番ではないときの彼らの素行ぶりは、対バンというある種非効率な時間の費やし方に、少々イラ立っているようにも見えた。Ayakoさんの活動のペースがとても緩やかに見えてしまうのは、実は、こういう効率や効果を重視した時間の使い方で日々を過ごしているこちら側にその原因があるのかもしれない。
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といっても、Ayakoさんも日々レコーディングの作業の真っ最中なようで、年内には二枚目をリリースされそうな勢いだ。今日も新曲を一曲、披露されてた。ペースはどうあれ、着実に前に進んでる。年末の楽しみが増えると嬉しいな。