33歳。お誕生日おめでとう!
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しらいしりょうこさんのワンマンへ。神宮前。
波長の合う人と合わない人がいるならば、しらいしさんは決して合わない人。うまく合った瞬間は気持ち良く聴けるけれど、合わないときはまったく味気のない音に聴こえてしまう。
客に媚びない頑固さというか、幅が狭いというか、気づけばいつも違う方に向いていて、こちらが合わせようと努力しない限り、決して噛み合わないライヴ。それでいて、自分を押しつけようとしない気の弱さもあって、だったら合わせてあげようと思うと、やっぱり違う方に向いていて、彼女を追いかけるには若さが必要だ。
今日のただすけさんも同様で、合わせようと努力されてるのがよく見えた。彼が「チラチラ」見るのは、そうしないと合わせられないからで、決して気を使った優しさじゃないと思うんだけど、どうなんだろうね。
それにしても、ピアノ2台、音を合わせるのは大変そうだった。合ってる時はいいけれど、ワンタッチ間違えた瞬間にやたらと五月蠅い音に聴こえてしまう。音響の悪さも手伝って、せっかくの高額なピアノもなんだかチープに見えたなぁ・・・残念。
でもヴォーカルは好き。あの唄声はツボ。曲も聴きやすい王道のポップス。波長さえ簡単に合うライヴなら、頻繁に行こうと思うんだけれど、こればかりは彼女次第、というか相性だよなぁ・・・。