LUCID NOTE LUCID NOTE | what Shibuya living in SHIBUYA have seen and felt

LOVE・YA・DAY 第8回

LUCID NOTE SHIBUYA

懲りずに行く第四日曜日。

LOVEさん月イチ恒例のイベントへ。宇田川町。

このイベントは、前半がゲストとのトーク、後半がLOVEさんのライヴがお決まりコース。八回目ともなると、こういうテレビ的で予定調和な構成は、つまらなくもあり、ゆるーく過ごせてしまうものでもあり・・・楽しみ方を知るとなんとも楽チンに、日曜日の午後を過ごせる。今回のトーク・ゲストは東京プリンの牧野さん。トークのテクニックなら、LOVEさんの随分と上を行くツワモノだ。

歴史とか経済とか、昨今の社会情勢への見かたや感じ方が、LOVEさんと牧野さんとでは明確に違いがあって、というか、そもそもそれを認識するための知識の量と質に違いあって、牧野さんのフリに対するLOVEさんの受け答えが、オイオイ、そう受け取るか? ・・・みたいな、呆れるほど噛み合わない部分が多分に見えて面白い。

牧野さんはご自分なりの天秤を常に持っていて、周囲で起こる事象の全てに対して、自分のバランス感覚がマヒしないように心掛けてらっしゃるそうだ。ある意味、プラマイの少ないピースフルな考え方で、これが彼なりの「なごみ」を生むらしい。LOVEさんは、コダワリとカタヨリの人生感覚で歌を作り、歌を唄う。とても単純で解りやすいけれど、偽善にも見えるくらい不安定で、ちょっとおっかない。お互いの年齢差もあって、噛み合わないはずのお二人なのだが、それをいかにも噛み合ったように見せてしまおうとするところがテレビ的で、そういうゴマカシが透けて見えるところも、おもしろく、そして、つまらない。

ライヴは、相変わらず頑張ってらした。アレンジをちょこちょこと変えながら、同じ歌でも前回とは違って聴けるように工夫されているのがよく分かって、楽しい。トークのそれとは違って、まったくテレビ的じゃないハプニングやアクシデントも多く、ライヴの良さを実感できる楽しさが、今日は満載だった。

LOVEさんは、三月にフル・バンドでのワンマン・ライヴをされるそうだ。アコースティックじゃないロックな彼女を、しかも長尺で聴くにはもってこいのライヴ。ただし、場所は恵比寿。渋谷だったら即決なんだけどなぁ。