なんだかアウェイが続いてるなぁ・・・そろそろ、渋谷に帰ろうと思う木曜日の夜。
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安ますみさんトコの仲良し5人組が織りなすライヴ・パーティへ。三番町。
ここのフロアは、音を聴かせるためのつくりじゃないので、しっかり聴かせようとすると大変な作業が必要、なんだそうだ。そんな悪条件のもとで、果敢にも安さんの御前で唄う彼女らの雄姿は、なんとも微笑ましく、そしてチャレンジャーだった。
アダルトなカップルさんや、仕事帰りの職場のお仲間など、複数で来店されるお客さんが多いのもここの特徴で、(独り身のお客さんを除けば)終始リラックスな雰囲気。前後半30分ずつという短い尺のライヴ時間も丁度よい塩梅で、かしこまって聴くほうが恥ずかしいくらいだ。今日は、5人それぞれの個性がぶつかりすぎて喧嘩してた1stや、ユルユルでテレビ的なノリのMC連発の2ndが、その緩和な雰囲気に拍車をかけてた。
それでもやっぱり、聴かせる瞬間もしっかりとあって、宮原永海さんのオリジナル曲、CAYOさんのオリジナル曲、K.さんと井手麻理子さんのデュエット曲などには固唾を飲んだ。歌の評価は安さんにお任せするけれどw、それまでの空気を、時に一瞬にして、時にじんわりと変質させてしまう音楽のパワーは、まさにライヴだった。あ・・・西任白鵠さんのさすがなフォローもお見事。
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確かに年に一回だけのお披露目だと、なにしろモッタイないし、求める先にも限界があると思う。回数を重ねればもっと良くなると思うのは、安さんだけじゃないと思うんだけど・・・そこんトコ、どうなんでしょう?