LUCID NOTE LUCID NOTE | what Shibuya living in SHIBUYA have seen and felt

LOVE・YA・DAY 第5回

LUCID NOTE SHIBUYA

アトムの足音。未来を想像してみる。

恒例のLOVEさんのイベントへ。

手塚と聞けば治虫さんなんだけれど、今日はそのジュニアの眞さんがゲスト。先月までのそれと様子が違って、今月のLOVEさんの手元にはシナリオが書かれたペーパーがない。ミュージシャンのLOVEさんとヴィジュアリストの手塚さんのお二人が持つ想像力をフルに活用して、インプロビゼーションなトークが続く。こういう場合、テーマがあやふやになって何が何だかってなってくものだけれど、今日はそれほど大きな脱線もなく、逆にとっても美しいオチで終息していった。そして、手塚さんのトーク・テクニックは、とても美しくて、とても静かだった。

手塚さんの持論をLOVEさんに当てはめると、彼女の音楽は「静かさ」を得るために「静かさ」を捨てている音楽にも思えてくる。LOVEさんのライヴは、チカラワザのオンパレードだ。自分の持ってる技量を遺憾なく発揮して、パワーで客をねじ伏せる。ロックと名のつくものは大抵がそんなライブだけれど、今日のようにギター一本の弾き語りなら、アコースティックを極めてほしいとも思う。LOVEさんにそんな歌唱があるのかどうかは不明だけれど、もしも彼女が、「静かさ」でリスナーを納得させるテクニックを身につければ、もっとすばらしいライヴができのに、とも思う。そう言えば、第2回のゲストの方も同じようなことを仰ってた。もっと肩の力を抜けって。

手塚さんの言う「静かさ」は、字面だけでは解り辛い表現だけれど、今の音楽のマーケットは、まさにその「静かさ」を求めてると思う。このテクニックを持てないミュージシャンは、自然淘汰されていくのかもなぁ・・・。

明日から月曜日。今月はちょっとペース・ダウンしてるけれど、最終週ぐらいはドドーンと行きたいですな。