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Something Jazzy at [COREDO] Vol.13 “大城蘭”

LUCID NOTE SHIBUYA

一番目に決まったのは渋谷のJ。まだ余裕。まだ三カ月も先だし・・・

二番目に決まったのは赤坂のB。おっ、本命!・・・とりあえずチケットゲット!

三番目に決まったのは目黒のB。これもいいなあ・・・どうしよお・・・

四番目に決まったのは横浜のB。うわーっ、行きてー・・・お付き合いもあるし・・・

そして急遽決まった乃木坂のC。オイオイ・・・

重なるときは重なるもので、それでもやっぱり、今はこの方が最優先、乃木坂のCへ行く。しかもMCには永遠の憧れ、島田奈央子さん。きっと知らないだろうなぁ、大城さんは。あの頃を。ちなみに、島田さんプロデュースの”Something Jazzy”には二度目のチャレンジ。

フルバンドで唄う大城蘭さん。久々。最高でした。ここにきて彼女の唄がここまで本格的に聴こえるなんて、正直驚いた。平岡雄一郎さんの冴えたアレンジと、伊藤志宏さんの見事なインプロ。それを支えた吉田豊さんと平井景さんの安定したリズム。島田さんの彼女らしいコワザな演出も、随所に功を奏してた。なんだかみんな、すごい人だったなぁ・・・

平岡さんとのデュオで唄われた”てぃんさぐの花”。バックに映し出された島田さん撮影の沖縄の風景と、いい具合にコラボってた。大城さんもこの歌では発声をおもいきり違えてるし。これが聴けただけでも今日来て良かったと思える一曲。これまでライブで何度も聴いてきた”Vincent(Starry, Starry Night)”も今日のツボ。いつもよりゆっくりとしたテンポのアレンジで、次第に音が重なって、広がって、ぶわぁーっとなって・・・ぞくぞくした。この曲の志宏さんのピアノ、もう一度聴きたい。

ライブ後半、ますます盛り上がってきたときの”My Favorite Things”。子どものような笑顔と仕草で唄う小悪魔チックな大城さんには油断した。こういうのをチャーミングっていうんだろうなあ・・・至近距離で楽しめるライヴってのは、やっぱりいいね。

徐々にスタンダードのレパートリーが増えてきた大城蘭さん。来週には、彼女のおひざ元、日本外国特派員協会内でライヴをされるそうです。一般ピーポーはなかなか立ち入ることのできない場所だそうで、大城さんにちょっとでも興味が湧いた方は、無理してでも是非。