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indigo blue「Earthy Night」Vol.2

LUCID NOTE SHIBUYA

目黒の梅雨空はインディゴ・ブルー。

ネーミングの語感から想像される音楽と実際の生音が、ここまでマッチしてるユニットって珍しいのかも。indigo blueは、RinaさんとKouさんのダブル・アコギ・ユニット。ひたすらネイチャーでフレッシュな、まさにインディゴ・ブルーな音楽。これがセルフ・プロデュースだとしたら、大したもんだ。

1stはオリジナルがメインで、2ndはカヴァーがメイン。オリジナルの爽快感を、カヴァー曲にも多用されてた。彼らなりのサウンドは、既に固まってらっしゃるようで、音にブレがないのだ。曰くしっとり系と仰る曲も、根っこはやっぱり爽やか系。加えてRinaさんのMCトークも、軽やかでそつがなく流暢で、間の取り方も爽やか。お客さんの女子率の高さはこういうことだったのか・・・と変に納得。

実は彼らのような終始ハッピー・オーラ全開なライヴは苦手なのだ。爽やかさを薄っぺらさに頭の中で誤変換してしまい、もう少し厚みをとついつい思ってしまう。せっかくのBAJなんだから、薄いベーコンのBLTサンドだけじゃなくて、分厚く濃厚なステーキ肉も食べてみたかったなあ・・・なんか、物足りない。

とりあえず、月の最初は初めて聴くミュージシャンをと思い、今日は彼らを選んでみた。明日以降のことも考えれば、こういう物足りなさも、結果的にはよかったってことになるのかも? ということで今月もよろしくお願いします。