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HOT STUFF 30th Anniversary『She’s A Rainbow』

LUCID NOTE SHIBUYA

渋谷から新大久保へ。ドアtoドアで30分くらい。とにかく急ぐ。山手線の車内で、二番手じゃなくて一番手だったら、と不安になる。新大久保の駅前の信号を渡ってからは、猛烈にダッシュ。会場に着いたとき、ホワイエに人だかりが! 一番手が終わった直後? 間に合った? 息切れしながら席に着いたとき、丁度場内の照明が落とされた。あとはホントに二番手かどうかなんだけれど、誰に尋ねることもできず、ご登場を待ってると・・・テナーを抱えた田中さんがっ!

会場が会場なだけに、今日のお客さんは妙におとなしく感じたなあ・・・土岐さんが真剣に躓いたときくらいは、くすくす笑いでもして反応してあげないと。緊張が緊張を呼ぶってこういう感じなんだな、土岐さん、連続で躓いてるし。

今日は久しぶりに”ブルーバード”が聴けて満足。ホントはあの時のブルーバードをもう一度聴いてみたいのだけれど、テナーとピアノだけの伴奏ってのもいいね。衣装も含めてうっとりだよ。

グローブ座の音の響きは半端じゃない。土岐さんも気持ち良さそうだった。一番前の席の端っこだったにもかかわらず、耳触りが最高だった。程よい客席数と、せり出しの幅が最小限に抑えられた二階三階。いい会場だなあ。5月、6月と、うまい具合に土岐さんの生唄聴けてる。来月も再来月もあるらしいし、なんともありがたいこってす。