
話題性抜群の。
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きょうはパルコ劇場へ。蒙古が襲来の初日。宇田川町。
昨年末の相島さんのライブで、善さんとか甲本さんとか西村さんとか芳正さんとか吉田羊さんとか、ものすごい顔ぶれが集まってやいのやいのとやると聞いて、んじゃあ行ってみよっかと。チケットも取りづらいとおっしゃっていたのだが、そのわりには苦労なく取れてしまった初日のチケット。
三谷さん関連の舞台を観るのは初めてじゃないけれど、世間的に聞く評価とじっさいに観たときの印象はいつもいささか異なっていて、今回もそれを再確認したような。全尺一時間五十五分。そのうち最初の一時間四十分はずっと低空飛行のまま。のこり十分のうちの前半五分からいっきにうっちゃりからの寄り切りからの押し出し。騙し打ちにあったような気分で呆然としていたら、最後の五分はだれかに忖度するために用意したようなステージングを見せられてあれよあれよとエンディング。なんだろうこのモヤっとするかんじ。きっとおもしろかったんだろうけれど、そこまでべた褒めするほどの理解力も感受性も寛容性もじぶんにはないらしい。
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三十年前の彼らを知っているお客さんがどれだけ会場にいたのかは不明だけれど、それだけ経ってれば「復活」というよりも「新生」とか「転生」とかのほうがしっくりしそうなものなのだが。