東京ドームの余韻が思いのほか続いている。
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きょうはホットスタッフの小イベントでクアトロへ。三組の対バン。宇田川町。
ひと組めは、甲田まひるさん。初聴。ＤＪブースと本人はハンドマイクのボーカル。登場と同時に着席のフロアをいっきにスタンディングに持ち込む暴れん坊。若さバクハツ。アイドルチックな歌唱とＭＣが微笑ましいやら眩しいやら。じぶんの才能の一つひとつを、それこそひとつずつ丁寧に試している途中ってかんじのライブ。愛されキャラっていいね。
ふた組めは、みゆなさん。初聴。転換時に玉木さんの姿が見えたとき、たちまち期待上々、気分も上々。ギター、ベース、太鼓と鍵盤、本人ギターボーカル。クアトロで音を出すならこれでなきゃ。フルバンドで全曲同期なしの生音。いいね。みゆなさんは、ファンとの関係性や信頼性、距離感やコミュニケーション作法などがすでに構築されていて、傍で見るぶんには気持ちいいけれど、なかに入るにはハードルが高い、という段階にあるシンガー。こんな小さなイベントでも本番中にちゃんとフロアへ降りてサウンド・チェックをしてくれるスタッフさんがいるんだから、ライブがすばらしくならないわけがない。いい音、いいライブ。まあ、楽曲は好みじゃなかったけれど、それはそれで。
さん組めは、由薫さん。ギター、ベース兼マニュピ、本人ボーカルのスリーピース。外園さんのアコギの音は好きな音。あのエモーショナルな音が彼の音。後半の新曲、ＲｏｕｇｅとＨａｎｇｒｙは、ライブで観るのは初めて。星月夜しか知らないリスナーにとっては、あの由薫さんは由薫さんじゃない。別人格、ニュー・タイプ、超ユウカ人２。心配していたノドの調子は八分目くらい。六月のツアーが待ち遠しいね。
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テイラーには行けたのかな。