今年の終わりの始まりは好スタート。
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きょうはイッセー尾形さんのワンマン・ショー初日へ。有楽町2丁目。
イッセーさんの微細なうごきも捕捉できる良席。イッセーさんの舞台の持ち味のひとつである顔芸も至近距離で楽しめる。無意識にそのヘンテコな顔のうごきを真似ているじぶんに気づいて、バッグのなかのマスクを探す。
主人公ひとりがしゃべりまくる一人芝居なのだが、ステージには常にほかの誰かが登場していて、主人公といっしょになってクスクス笑いのネタを提供しつづけてくれる。セットリストは前回とおなじだけれど、中身は少しばかり、あるいはざっくりと大きく変化があって、笑いのツボも刷新されていた。声が出るのを我慢しながら座席の背もたれを揺らさずに笑うための技術を習得していない隣人たちのおかげで、腰から上がずっと揺すられっぱなしの九十分。楽しい年末の始まりだ。
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マリオン開業以来、唯一変わらないのがこのホール。某新聞社のドル箱。