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イッセー尾形の妄ソー劇場 in 葛飾 – 初日

LUCID NOTE SHIBUYA

亀有に初上陸。電車で五十分。

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久しぶりにイッセーさんのひとり舞台へ。亀有3丁目。

以前は原宿クエストでよく観ていた。チケットはプレイガイドではなくセルフリリースだったので入手するのも困難で、気付けば完売という公演もしばしばあったのだが、最近は有楽町ホールをメインの小屋にされていて、チケットもプレイガイド。なかなか渋谷まで来てくれないなか、今回は亀有と聞いてなんだか最近のイッセーさんらしいなあと。亀有でどんな演目を魅せてくれるのか幕が上がる前から妄ソーだけでニヤケ顔がやめられない。

およそ一時間四十分のしゃべりっぱなし。顔の表情を変えるだけで観るものを笑わせる必殺のキメ技は、今日のような大きめの会場でも充分に通用していて、見えないけれど見えた気分にさせてくれる。ぜんぶで七人の登場人物は、その佇まいを観るだけでうめき笑える。幕間の衣装替え、メイク直し、ドリンクでの口直し、すべてが見ていて楽しい時間。大笑いする喜劇もいいけれど、クスクスと笑い続けられるコメディも捨てたもんじゃない。だれも傷つけない、だれも悪モノにしない、みんなが幸せになれるみんなの笑い。高品質。

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年末の有楽町公演までには、もっと太い腹筋を用意しないと。