LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show reports and Play stage reports

原由子『婦人の肖像(Portrait of a Lady)』“ヤバい” 最速先行試聴会

LUCID NOTE SHIBUYA

MOTHERから三十一年ぶり。GRANDMOTHERな一枚。

//

久しぶりに音源の視聴会へ。原由子さんの新盤。六本木6丁目。

「スローハンド」から「ぐでたま」にスイッチするワナにまんまとハマる。思わせぶりな歌詞から一転、ストレートにわかりやすく、涙もろくなった記憶と感情にフっと触れてくる。きっとやる気だす、きっと歩きだす。このフレーズ、いま一番にヤバい。

変幻自在な作品群でこんなふうに気持ちを揺さぶられると、シアターのふかふかなシートでのんびり腰を据えている状況が次第に窮屈に感じられてきて、落ち着きがなくなってくる。原さんもツアーやらないかな。せめて東名阪。ぜったいに行く。かならず行く。

//

ライブでもこれくらいステージに近い席だといいのに。