ツーマンっぽいタイトルだが実質はワンマン。
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Ｋａｃｏさんのうたごえを聴きに。代沢５丁目。
下手で描く今日の近藤さんにはドローイング中も仕上がった絵にもまったく関心が向かず、上手で歌うＫａｃｏさんへ視覚と聴覚を集中。相手の進捗を少しくらいは気にしてもよいはずなのだが、彼女も歌唱中はうしろを振り返ることがなく、演奏にどっぷりと集中していた。ＭＣは最小限、オリジナルを最大限（今日はカバーなし）。
ライブは前後半の二部構成。一部はスローテンポで、二部はアップテンポではじまり、後半は真骨頂で追い上げる。歌い上げ系のシンガーではないにもかかわらず、佳境にバラッドを選曲する度胸、それでライブぜんたいを仕上げる技術、意気込みの集中と解放、発散する歌ごえ、寄り添う演奏。ぜんぶのバランスがほどよく調整された気持ちのいいライブ。彼女のうたに少しでも傾倒しているリスナーであれば、行っておくべきライブになったはずだ。
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さて、今夏も最終段階へ。こちらも仕上げに入りましょうか。