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“SAVE LIVE MUSIC Ⅲ” HIROMI × AKIKO YANO – Day2 2nd

LUCID NOTE SHIBUYA

月に一度はブルーノートへ行こう。

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今日は夢の競演。南青山6丁目。

上原さんの演奏を初めて観たのはいまから十五年前(このブログの開設よりも前)、2006年12月にスペースシャワーTVが企画した人見記念講堂での矢野さんとのセッション・ライブ。矢野さんのライブの初見はそのもっと前、1994年のNHKホールでのエレファントホテル・コンサート。あれから今日までずっと長く楽しませてもらっているおふたりのセッションをふたたび。しかもそれをブルーノートで観られるとは。ありがたい。

従前どおり、音楽的には真っ向からぶつかり合ってしまう彼らのセッション。どれだけ合わせようとしても合うわけがなく、一流のピアニスト同士が奏でる美しく和やかで調和に富んだアンサンブルなどまったく期待していない、というファンの思いをしっかりと受け止めたバトルなセッション。矢野さんはブルーノートのスタインウェイ、上原さんは持ち込みのヤマハ、そもそも合わせようなんてこれっぽちも考えていない。自分の持ち味を忖度なく全力で相手にぶつけ合うライブ。ソロ・コーナーでも上原さんは攻める攻める。矢野さんにいたっては口上でも攻撃の手を緩めない。これだよこれ。

唯一、ファンの期待をいい意味で裏切ってくれたのは、矢野さんがスタンドマイクで歌い、上原さんが伴奏したアンコール一曲目。希少なシーン。矢野さんのバラッドなヴォーカルに泣き、それにそっと寄り添う上原さんのピアノにも泣く。という優しく静かな余韻を一気にバラバラにしたオーラス。もうまれに見るすごいセッション。これだよこれ。

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いつもは暗譜で演奏する上原さんがときおり見せてくれたセルフな譜めくり。これも希少なシーン。ほんの数十秒で完売したソールドアウト公演。配信でも観るべき価値あり。