上原さんのひと呼吸ごとに左右に顔の向きを変えながらゆっくりと話すＭＣは、さながら真面目さだけが売りの期待の新人候補の選挙演説のようにわかりやすい。
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ロングラン公演も今日が最終日。セカンド・セットへ。南青山６丁目。
幸運にも前回と同じ席にアテンドされて、にわかに高揚感も増大。今日はタイトルからしてフリースタイル。どんなセットリストかは開けてみないとわからない。こんなふうにゾクゾクするような気分で開演を待つのも、現場ならではの楽しい時間の過ごしかた。さすがに全３２公演のすべての現場に挑んだコアなリスナーは居ないと思うのだが、こんなステージを体験してしまうと、いや待て居てもおかしくない、という気にもなる。なにはともあれ１６日間３２公演のロングラン公演、おつかれさまでした。そのうち４公演も体験できたことに感謝。
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ブルーノートと上原さんの相性の良さは今後もずっと続いてほしい。近いうちにぜひまた。