歌のごほうび。
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ソロ活動十五周年を迎えた川江さんの今年のバースデー・ライブはバンド編成でツーデイズ。セルリアン。
なんらかの不都合で行くのをキャンセルしてしまった人が、あとになって我に返ったときにきっと後悔すること請け合いの極上のツー・ステージ。今日の川江さんのうた声は、弾き語りのときよりもストーミーでグルービー。旦那さんの新兵器・シンセベースのエッジのキレ、学くんのキックの風合い、黒瀬さんのやさしいカッティング、そしてアンサンブル。どれをとっても今日しか体験できない今日の音。バンドライブはこうでなきゃ。初披露の楽曲もセットリストのおよそ四分の一を占め、オリジナル曲のアレンジも今日だけのフレッシュネス。やり直しもなんのその。あのイントロのドラムのテンポ感、ギターのリード感、ハモンドの安定感を二度も体験できたのは幸運だ。そしてなにより、仲間といっしょになって音を出している川江さんの嬉しそう笑顔は、今日ここに来た人だけが見られる貴重な笑顔。もう感謝しかない。やってくれてありがとう。明日も行く!・・・かも。
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二回まわしを二夜連続は挑戦だろうな。喉だけは大切に。